手づかみ食べが始まってくる時期になると、赤ちゃんはスプーンやお皿を触りたがります。
中に食べ物が入っていようが関係なく、ギュッと握って持ち上げ、そのまま床に落としたり、遠くへポイッと放り投げたりします。当然、床が汚れます。
さらに食べ物を掴んだ手であちこち触るから椅子もテーブルも洋服を汚れまくりです。
後で掃除が大変だから本当は阻止したいけど、赤ちゃんの健全な発育を考えるとやりたいようにやらせるのがいいし・・・。
だったら!ということで開発されたのがテーブルにくっついてひっくり返らない食器です。
そこで口コミでも評判の高い手づかみ食べの時期にぴったりのひっくり返らない食器を紹介します。
手づかみ食べにはどういうタイプの食器がおすすめ?
生後9ヶ月くらいだと、離乳食を食べさせていると、赤ちゃんがスプーンや食器に興味を持って触ろうと手を伸ばしてきます。
中におかゆや汁物が入っていても関係なく、とりあえず手を突っ込んで「グチャ」とつかもうとします。
直接、手で触ることで熱い・冷たい、硬い・柔らかいなど感触を確かめようとしています。
そこで赤ちゃんに取られまいと食器を強く握ると、赤ちゃんはさらに強く引っ張ろうとします。
本当は汚れるのを覚悟して、赤ちゃんにやりたいようにさせてやるのがいいと分かっているのですが、やっぱり床や椅子、服が汚れることには抵抗があります。
床に新聞紙を引いて後で掃除したり服を洗濯するママも多いと言いますが、本音ではやっぱり汚れるから面倒くさい。
では、こんな場合はどんな食器がいいのか?
床に落ちても割れないというなら木製やプラスチック製がいいですが、一番いいのはテーブルに吸着するタイプの食器です。
テーブルにくっつくタイプの食器とは?
テーブルにくっついて離れないタイプの食器には底面がシリコン製のマットと、吸盤付きの食器の2種類あります。
底面がシリコン製のマット
底面がシリコン製だとイージーピージーのハッピーマットやミニマットがおすすめです。
食べ物を入れる部分が3つに仕切られていて、丸ごと電子レンジで温めることができるし、洗い物も1つなので助かります。
問題は底面に空気が入る状況だと剥がれやすいことです。テーブルの上なら問題ないのですが、ハイチェアのテーブルだと十分な広さが確保できないケースがあります。
テーブルからマットが一部分でもはみ出てしまうと、空気が入りやすくなります。
その結果、赤ちゃんがちょっと持ち上げただけでペロッと剥がれてしまいます。
一般的なハイチェアのテーブルだと狭いのでミニマットでもはみ出すことが多いです。本来は両方ともテーブルにくっつけるのを前提としているように思います。
あと、木製のハイチェアだとテーブルの表面は見た目よりもザラザラしているので接着力が弱くなるケースがあります。
事前に別の吸盤で接着力を確認しておくと間違いがないかも。
Amazonのレビューも高評価です。確認してみてください♪
吸盤タイプの食器
吸盤タイプだとLullababyの吸盤付きボウル3点セットがオススメです。
Lullababyの吸盤付きボウル3点セット
これなら場所を取らないのでハイチェアの上でも問題なくくっつくでしょう。
容器は200ml、300ml、400mlと3種類あるのですが、問題は9ヶ月くらいの赤ちゃんだと「器が少しデカいなぁ・・・」と感じるところでしょうか。
まあ、いずれは食べる量が増えてくるから問題視するほどではないのかもしれませんが。
Amazonのレビューも高評価です。ちなみに私も買いました。
吸盤の直径は小さい器から6.5cm、7.5cm、8.9cmです。
接着補助板
テーブルの表面に凹凸がありうまく接着できない場合は「接着補助板」という商品があります。
主に車のダッシュボードやお風呂のシャワーの取り付けに使われているようです。直径が8cmあるのでLullababyの商品でも小・中の器なら大丈夫です。
ちなみに裏技として表面の凹凸の隙間を埋めるのにハンドクリームや歯磨き粉を使う方法もあるようです。
他にも同じ吸盤タイプでリッチェルのトライシリーズもおすすめです。離乳食プレートに専用の吸盤をつけて使います。
こういったテーブルにくっつくタイプの食器を使うメリットは子供が食事に集中できることです。その結果、食べるスピードも早くなります。
(うちの子は食器をいじり始めると途端に食べなくなって食器に夢中になってしまいます)
また親にとっても汚れるストレスが減るし食事時間も短くなるメリットがあります。
ちなみに、赤ちゃんがスプーンやお皿に手を出したときに親が阻止し続けると、逆に赤ちゃんは食べ物に一切手を出さないようになります。
これは赤ちゃんが「食べ物は口に運んでくれるものだ」と理解してしまうせいです。
せっかく芽生え始めた赤ちゃんの好奇心を、親の「掃除するのが大変だから」という都合で抑え込むのはやめましょう。
それに手づかみ食べをするとスプーンの使い方が早く上手になりますよ♪
まとめ
手づかみ食べが始まる時期の離乳食は根気との戦いですね。
ひっくり返って食べ物が床に散らばったり、子供の服についたりすると掃除するのがストレスになりますが、この記事で紹介したような食器を使えばまさにストレスフリーに!
親がイライラして苦痛そうにしていると、そういう感情を読み取って、子供にとっても食事の時間が苦痛になってしまいます。
少しでも食事の時間が楽しくなるためにこの記事が役立てば幸いです。
今は大変でも、長い目で見ればほんの一時期です。手がかからなくなるまでの辛抱ですよ♪
関連記事
歯が生え始めたら始めないといけないのが歯のケア。以下の記事を参考にしてください。


- 【紫外線対策】お肌に敏感な赤ちゃん向け日焼け止めクリームおすすめ3選 - 2018年8月1日
- 授からない原因は?これって不妊症?と思ったらチェックすること。 - 2017年12月16日
- ベビ待ちが辛いときに考えてみたい。妊娠するために大事なこと。 - 2017年12月9日