
美肌と睡眠は切っても切れない関係
「睡眠に勝る美容液はない」と言われるほど、睡眠は肌を綺麗に保つために重要な要素です。
ここでは、どんな睡眠をとれば肌への美容効果があるのか、何を1番気にすればいいのかをご紹介します。
まず最初に!睡眠と肌の関係性で1番知っておきたいこと
年齢を重ねるとなかなか熟睡することができなくなったり、寝付きが悪くてちゃんと眠れた気がしなかったり…
寝不足が原因で、肌がくすんで顔色が悪く見えたり、お化粧のノリが悪くて朝から気分が落ち込んだり、そんな経験はありませんか。
ぐっすり眠れた日は、寝不足の日の肌よりもスッキリ明るく感じます。睡眠が肌の状態にかなり深く関係しているんだなと実感しますよね。
美肌を目指すなら、スキンケアをするように睡眠にもケアが必要になってきます。
昔から言われている「寝る子は育つ」。寝ている間に成長ホルモンが分泌されているんですね。
肌の代謝も促してくれる睡眠中に分泌される成長ホルモンは、皮膚組織を修復してくれます。
- 肌や身体のターンオーバーには成長ホルモンが必要
- 成長ホルモンは睡眠中に分泌される
- 成長ホルモンは眠りについてから1.5~3時間の間に大量に分泌される
- 成長ホルモンによる肌のターンオーバーを促進させるために、きちんと睡眠を取る
睡眠と肌には、成長ホルモンが大きく関係していることが分かります。
寝ると肌が綺麗になる!は本当?その理由は?
身近で「よく眠れてるよ」という人は、大抵肌が綺麗だったりします。
早寝早起きが当たり前の生活をしていたり、食生活も乱れていない。よく眠れているということは生活習慣が整っているんですよね。
睡眠不足は、肌荒れや免疫力低下の原因にもなります。肌の新陳代謝が活発になって、肌の回復を促進してくれる成長ホルモンが大量に分泌されるのは深い眠りについているときです。睡眠時間が短い日が続いても、「深い眠りにつく」ことが大切です。美肌には成長ホルモンが重要ですが、成長ホルモンの分泌は、30歳前後を境に減少してくるので、肌のターンオーバーのためにも年齢を重ねれば余計に睡眠が重要になってくるんですね。

深く質の良い睡眠 = 美肌につながる
睡眠不足や夜更かしが肌に与える影響
「眠りたいけど眠れない」
「寝たい時間に寝ることが出来ない」
「眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めてしまう」
睡眠が肌の状態に影響を与えることが分かっていても、年齢を重ねると思うように睡眠を取ることができなくなります。眠れないことがストレスになるので、肌にとっても悪循環です。
不規則な睡眠
食生活でも規則正しい食生活が大切なように、肌にも規則正しい睡眠が大切です。睡眠が不規則になると、肌の生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)が乱れて肌のくすみの原因になったり、男性ホルモンの分泌が促進されて皮脂の過剰発生やニキビの原因になります。
仕事に育児に家事など、何役もこなしている女性にとってはかなり難しいことかもしれませんが、毎日同じ時間に寝るように心掛けたいですね。
睡眠不足
何時間寝たらベストなのかは人それぞれですが、睡眠不足は、肌の生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが遅れる原因になります。肌が生まれ変わる周期は28日間と言われていて、この周期が遅れると肌にメラニン色素が残り続けてしまい、シミやくすみの原因になってしまうのです。
平日は睡眠不足が続くから休みの日はたくさん寝ようとする「寝だめ」ですが、寝だめは生活のリズムが崩れることに繋がります。「睡眠貯金」はできないんです。休日は、平日乱れている生活リズムを正しく整えるためにも寝る時間には気を付けるようにしたいですね。
シンデレラ睡眠
この時間帯に寝るのがお肌には最高と言われているシンデレラ睡眠。そんなゴールデンタイムに毎日ぐっすり寝ることができたら美肌に近づける?!
シンデレラタイムとは?
睡眠のシンデレラタイムは、22時~2時と言われています。
でも、仕事や家事や育児などで22時までに眠りにつくのって、ちょっと、いやかなり難しいですよね。(^_^;)
22時~2時までがお肌のゴールデンタイムは嘘?

睡眠は、時間帯や量よりも質(深さ)が大切
最近の研究では、成長ホルモンが大量に分泌される眠りについてからの1.5~3時間が大事と言われています。眠りについてから最初の3時間に熟睡(深い眠り)することが大切なので、何がなんでも頑張って22時までに寝る必要はないんですね。
結局何時間寝ればいいの?
人によって適正睡眠時間は違うので、絶対に何時間寝ないとダメということはありません。ですが、毎日3~4時間しか寝ていないなど極端に睡眠時間が少ないと、日中に眠くなったりなど日常生活にも影響がでてきてしまいます。
その日のうちに寝て、朝の6時台に起きるような生活サイクルができると身体への負担も少ないのではないでしょうか。起床の時間が遅いと、生活リズムが崩れて結果寝る時間も遅くなるという悪循環になるので、朝の起床時間も大切になってきます。
その他~肌のために睡眠で心掛けたい事
肌のために睡眠で心掛けたいことは、規則正しい生活を送ることにつながります。
美肌のためにも、毎日同じ時間に寝ることを習慣づけたいですね。
睡眠以外にも食生活も同じように重要なので、寝る直前に胃の負担になるような食べ物(揚げ物など)を食べることは控えましょう。
ぐっすり睡眠をとるコツは?
子供の頃は何も気にしなくてもすぐに深い眠りにつくことができたのに、大人になると難しくなるのが熟睡です。熟睡すると頭もスッキリして肌の状態も良くなるし、気分もアップしますよね。^_^
なかなかぐっすり睡眠をとることが出来ない時におすすめの方法をいくつかご紹介します。
カフェインの摂取を控える
カフェインについては最近色々な意見があります。寝る前にカフェインを摂ってもすぐに眠れるという人もいますが、一般的にカフェインには、寝付きが悪くなったり、夜中に途中で目が覚めてしまったりする覚醒作用があります。利尿作用もあるので、夜中にトイレに行くことになり、それが睡眠を妨げることになるので、寝る前のカフェインの過剰摂取は避けるようにしましょう。
食事は2時間前にすます
帰宅後食事をしてすぐに寝る、仕事などで帰りが遅いとついついやってしまう生活パターンですが、食後は胃腸の消化活動も活発になり、眠りが浅くなる可能性があります。朝起きた時の胃もたれの原因にもなりますね。朝食を美味しく食べるためにも、就寝前の2~3時間前には夕飯をすますように心掛けましょう。
寝る前にコップ1杯の水を飲む
寝ている間にも体の水分は失われているので、コップ1杯程度の水を飲むことがいいとされています。お茶などは利尿作用があり、トイレで目が覚めてしまう可能性が高いので、水がおすすめです。肌のターンオーバーにかかせない成長ホルモンの分泌にも水分が必要なので、寝る前のコップ1杯は、睡眠&肌に必要な水分ですね。
適度な運動をする
日中に適度な運動をする、寝る前にストレッチなどの軽い運動をするなど、身体を動かすことで心地よい疲れを感じ、体温が上がり自然な眠気を感じることができます。
あまり興味のない本を読む
文字数が多かったり、あまり興味のない本は眠気を誘います。興味のある本だと最後まで読んでしまう可能性もあるので、文字がぎっしり詰まった本などを読むことをおすすめします。
寝る前にスマホなど見ない
よく言われていることですが、寝る前にスマホなどを見続けることはやめましょう。スマホが発生するブルーライトが睡眠導入ホルモン(メラトニン)の生成を妨げて寝付きが悪くなりますし、目にも良くありません。
清潔な寝具&香りなどで快眠できる環境をつくる
寝る環境が清潔でないと安心して眠れないですよね。シーツや枕など直接肌に触れる寝具は、清潔に保つようにします。寝る前に、お香を炊いたりアロマテラピーなどの好きな香りで寝室を満たして、リラックスできる空間を作って心地よい眠りを手に入れましょう。
深酒しない
お酒を飲みすぎると夜中に突然目が覚めてしまったり、利尿作用もあるのでトイレに行きたくなり目が覚めてしまいます。体内でアルコールの分解作業が行われているので、質のいい深い眠りを得ることはできません。眠れないからといって寝る前にお酒を飲むのはやめましょう。
体を冷やさない
寝る時に手足が冷えているとなかなか眠れないですよね。手足などはなかなか温まりにくいので、寝る前に手足が冷えてしまっている時は、手首&足首までお湯に浸ける、手足の指をマッサージするなど手足を温めてから布団に入ると寝付きも良くなります。
日中はしっかり日光を浴びる
睡眠は体内時計でコントロールされています。朝起きて日中にしっかり日光を浴びると体内時計のリズムが整い、夜になると眠くなるのです。明るい日中は起きて活動する時間、暗い夜はぐっすり睡眠する時間と身体にしっかり認識させることが大切です。
睡眠によって肌が改善されたという人の声

寝不足が続いてニキビができてしまった時、早寝をしてしっかり睡眠をとったらニキビが小さくなっていきました。やっぱり寝不足は肌に良くないんだなと実感しました。

よく眠れたっていう満足感からかもしれないけど、夜中に1度も目が覚めなかった日の肌は、くすんでいないからか、いつもよりワントーン明るい気がします。毎日ぐっすり眠れたらなと思うけど…。お肌のためにも睡眠は大切にしたいなとつくづく思う年齢になりました(笑)
まとめ
睡眠は、何時に寝るなどの時間帯よりも、いかに深い眠りにつけるのかが重要です。
美肌に効果のある化粧品などたくさんありますが、毎日決まった時間に寝ることを習慣にしたり、質のいい眠りにつくために自分なりの入眠方法を見つけて、睡眠というスキンケアを始めてみてはどうですか。(^^)


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