ミカコ

はじめまして!主に法律関連記事を担当しているミカコと申します。


自己破産とは今現在の自分の財産を処分して、債権者に分配・弁済しても返せない借金を全額免除してもらうことであり借金解決の最後の手段です。

もちろん車も財産であって,処分・分配の対象になるわけですが車がないと生活が成り立たない人は自己破産をしても車を処分しないで済むのでしょうか?

このページでは自己破産した時に車は手放さないといけないのかどうかを色んなケースから見ていきます。

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車のローンが残っているかどうかで決まる

自己破産 車
自己破産をして、車を所有していられるかどうかは車のローンが残っているかで違ってきます。

ローンが残っている場合

車のローンが残っている場合は、ローンを完済するまでは車の所有権はローン会社にあります。

人は分割払いで買い物をすると全額支払っていなくても自分のものになったかのように思ってしまいますよね。

車も同じで、「この車は今乗っている自分のものだ!」と思いがちですが、実際にはローン会社に車を借りて使っているようなものです。

自己破産の手続きを開始するとローン会社から連絡がきて自動車の引取り業者が車を取りにきます。いわゆる没収ですね…。もしローン残額が少額ならば、自己破産をする前に全額支払ってしまうといいでしょう。

※自己破産寸前に例え少額でもローン支払いは難しいとは思いますが、車を手放さずに済む可能性が生まれるのも確かなので紹介させてもらいました。

ローンを完済している場合

自己破産 車
車の価値は日々下がっていくものです。

所有年数が長ければ長いほど価値はなくなっているので、7~10年経過していれば査定額はほぼ0円でしょう。

ローンが完済している場合、査定額が20万円以下なら車を手放さずに乗り続けることができます。

逆に高級車の場だと型落ちして6年が経過しても価値が下がらないものもあります。

大丈夫だと思っていてもまだ価値が残っていて車を没収されると困る人は念のため、車の査定見積りは複数社からもらっておいた方がいいでしょう。

名義人の変更はできない?

自己破産をして処分の対象になるのは、破産者名義のものなので、家族名義の車はそのまま所有できます。

なので少しズル賢く考えれば

匿名希望

自己破産前に家族の誰かに名義変更をしてしまえば良いんじゃないか?


と思い付く人もいるかもしれませんね。

でもそれは全くオススメできません!

そんなことをすると、故意に財産を隠したと思われて、免責不許可自由になってしまいます。

自己破産自体が認められなくなるんです。

自己破産する前に、安易で勝手な行動をしては自分のクビを絞めるだけです。自己破産申請前にローンの名義人を変更する方法も考えられますが、その場合の審査は相当厳しいものになりますしその手続自体が認められない場合もあります。

あと当たり前の話ですが新しい名義人がローンを負担することになるので、家族以外で頼める人はいないでしょう。

自己破産をすると自動車の任意保険はどうなる?

自動車の任意保険は、掛け捨てで払戻金がないのが通常です。

資産として見なされないので、必ずしも解約する必要はないでしょう。

ただ資産としてみなされなくても、自己破産の提出書類である「資産目録」には記入しておきましょう。

自由財産の拡張

自己破産をしても自由財産の拡張で、車の所有が認められることがあります。

自由財産とは?
自由財産とは、破産の手続きが決定した後でも債権者が差し押さえをすることが出来ない財産のことです。

主なものとして、
☑99万円以下の現金
☑破産決定後に破産者が手にした財産
☑差押禁止財産(生活上必要不可欠なもの)

自由財産の拡張に一定の基準はありません。また自由財産の拡張が認められるのは、自己破産の管財事件のみになります。

これは管財人の意見を考慮した上で、自由財産の拡張を裁判所が決定するからです。

車が自由財産の拡張で所有を認められるのは生活をする上でどうしても必要な場合に限ります。

例えば足が悪くて車が無いと通院できない場所に住んでいたとします。この場合、車が生活にとって不可欠なものとなるので自由財産の拡張に該当しますね。

ただしどうしても車が必要な場合というのは、人によってもだいぶ違うので全ての人に自由財産の拡張が保証されているわけではありません。破産者自身が申請するか裁判所が破産者の状況などを考慮して判断されます。

管財人とは?

管財人は、裁判所が決めた弁護士のことです。裁判所の代理人のようなものなので、自己破産は管財人次第とも言えるかもしれませんね。
破産者の財産は何があるのかを調べて管理し、換金した後に債権者に配分をします。どちらかといえば、債権者寄りの人と言えるでしょう。

自己破産を申請したら、いつまで車に乗れるの?

自己破産をしたら、一体いつまで車に乗ることができるのでしょうか?
ローンが残っている場合は、ローン会社から連絡がありすぐに業者が引き取りに来てしまうので、ほぼ乗れないと思います。
仕事をする上で車がどうしても必要なのですが…
自由財産の拡張で車の所有を認めてもらうか,それができない状況なら自己破産後は暫く諦めるしか無さそうです。

…とは言うものの仕事で車がどうしても必要な人の場合諦めると言う話でも無いですよね。

これから自己破産後も車を使えるようにする少し裏ワザ的な方法を紹介します。

自分の車を身内に買い取ってもらう

自己破産 車
自己破産の手続き申請前に、身内の人に自動車を買い取ってもらい,その車を使わせてもらう。

家族にお願いできるなら、これで車を処分せずに済みますね。自分の資産ではないので車を残すことができます。

家族に車を購入してもらう

自己破産 車
親やキョウダイなどの承諾を得られれば、車を購入してもらい貸してもらいましょう。車庫証明の申請者や保険などの必要書類の名義をすべて家族名義で購入して、保険の範囲を広げて借りて乗るという方法もあります。(もちろん借りたお礼はきちんと返しましょうね)

自己破産後に安い中古車を現金で購入する

自己破産 車
自己破産をしても、自由財産として99万円以下の現金を手元に残せます。そのお金で、自己破産後に安い中古車を現金購入すれば、車をまた所有することが出来ます。

いくら手元に残っているかは人によって違いますが、車がどうしても必要で現金を車に回せるなら、安い中古車はいくらでもあります。

自己破産後に車の購入はできるの?

自己破産 車
先ほど少し話しましたが、現金購入ができるなら自己破産後でも車を購入することは可能です。

ただ実際には、資金を工面するのは簡単なことではないでしょう。自己破産をして多額の借金から解放されても、毎日の生活は続いています。

車を所有するということはガソリン代もかかるし車庫のない人は駐車場代もかかります。任意保険も現金払いになるので車を所有した後にかかる金額も頭に入れておく必要があります。

地道に信用情報機関のリストから情報が失くなるのを待って、その後にローンを組んで購入するという方法もありますが銀行系の情報機関(KSC)に記載されていると10年はローンが組めないので、かなりの時間がかかります。

自己破産を考え始めて何とかして車を残そうと色々手段を考えると思いますが、まずは専門家に相談してみることをオススメします。

ミカコ

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mikako
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主に債務整理など法律に関する記事担当。最近,彼氏ができたのか(本人は否認w)口臭ケアサプリ関連にも興味を示し実際に購入して効果を実証。フクロウ大好き娘。