プロパンガスの料金って、都市ガスと違って地域や契約状況によって様々ですよね。

もしかしたらお隣さんと料金が全然違う!

なんてこともあり得ます。

このページではそんなプロパンガス料金の仕組みなどについて紹介しています。

プロパンガスには、基本料金と従量料金がある

プロパンガス料金

プロパンガスというと、料金が高いというイメージを持っている方が多いと思います。

実際にプロパンガスは都市ガスよりも高いんです。

公共料金のひとつである都市ガスは、価格を勝手に変更したり出来ないのに対して、プロパンガスは独占市場状態のようなもの…

会社同士の競争がないので、価格を高く設定することができるんですね。

顧客は請求されるままのガス料金を支払うしかありませんでした。

でも、2009年にプロパンガス料金消費者協会が、ガス料金の適正化の活動を始めたことによって、プロパンガス料金の独占市場状態がなくなってきたんです。

そんなプロパンガスの料金ですが、一体どのような仕組みになっているのでしょうか。

プロパンガスの料金には基本料金と従量料金があります。

基本料金とは?

基本料金は、プロパンガスを使用していなくても契約している限り必ずかかる費用になります。

いわゆる固定費ですね。

基本料金の全国平均額は、1,823円(参照:石油情報センター)

都市ガスの東京地区での一般契約での基本料金が約750円(参照:東京ガス)なので、約1,000円の差があります。

約1,000円って…かなりの差額ですよね。(*_*)

従量料金とは?

従量料金は、プロパンガスの使用量によって発生する費用のことです。

従量料金 = 単価 ✕ 使用量
従量料金の全国平均は、518円(参照:石油情報センター)

都市ガスの東京地区での一般契約での従量料金が約145円(参照:東京ガス)なので、約380円の差があります。

差額が約380円…。

例えば月に10㎥使用したとします。

プロパンガスは都市ガスの約2倍の熱量があるので、都市ガスは倍の20㎥使ったことにすると、

プロパンガス 518円 ✕ 10 =5,180円
都市ガス   145円 ✕ 20 =  2,900円

月々2,280円、年間にすると2,280円 ✕ 12ヶ月 =27,360円 も違うんです!

ん~、あまりの違いに声がでません。(~_~;)

プロパンガス料金は自由価格

プロパンガス,料金

日々使用しているガスの種類は、都市ガスとプロパンガスがあります。

公共料金である都市ガスと違い、プロパンガス会社はガス料金を自由に決めることができます。

同じプロパン会社と契約していても、契約時の料金設定が違えば、ガス料金が大幅に変わってくるということなんですね。

こうなると、自分以外の人がいくらでプロパンガス会社と契約しているのかすごーく気になりますよね。(^_^;)

でもそんなこと気軽にはなかなか聞けないですよね。

プロパンガスの料金の仕組み

プロパンガスの料金の仕組みは4パターンに分けられます。

1.二部料金制
ほとんどのプロパンガス会社が採用しているのが二部料金制になります。

基本料金(固定費) + 従量料金(使用量 ✕ 単価)= ガス料金

2.スライド制
二部料金制は従量単価が固定ですが、スライド制は使用量に応じて料金が変わります。

ガスの使用量が多いほど単価は安くなるので、ガスを沢山使う家庭向きですね。

それ以外は、二部料金制と同じになります。

3.三部料金制
三部料金制は、基本料金に含まれている設備利用料が別に計算されます。

基本料金(固定費) + 従量料金(使用量 ✕ 単価)+ 設備利用料など = ガス料金

設備利用料は、
・ガス漏れ時の警報機
・集中監視システム
・配管工事などの設備修理費
などがあります。

設備利用料が別に計算されるので、二部料金制より価格に透明性がありますね。(^^)

4.原料費調整制度
原料費調整制度は、プロパンガスの燃料の仕入れ価格が毎月正確に請求金額に反映されます。

二部料金制や三部料金制は固定金額制なので、料金の計算は分かりやすいですが、原料費が安くなっても高いままの金額を払い続けていることもあるのです。

原料費調整制度は、透明性があって消費者にとって1番優しい料金体制になります。

1人暮らしのプロパンガス料金はどれくらい?

1人暮らしの年間の平均的なプロパンガス使用量は5㎥、請求金額は4,505円
(プロパンガス消費者センター調べ)

この金額を参考にすると、自分の毎月の請求額が高いのか安いのか分かるので、この金額より高い!という人は節約をしたり、別のプロパンガス会社に変更する方法も検討しましょう。

もし今住んでいる家のプロパンガス会社料金の内訳を知りたいのなら

毎月当たり前のように請求されるガス料金。

請求金額は気にしても、その内訳を常に確認している人はあまりいないように思います。

私も毎月請求されるままに支払っているだけなので…(^_^;)

ふと自分が支払っているプロパンガスの単価が気になった時は、実際に計算してみましょう。

(請求金額 - 基本料金) ÷ 使用量 = プロパンガス単価

例)送られてきた請求書が6,000円で基本料金1,500円、使用量12.0㎥の場合

(6,000-1,500)÷ 12.0 = 375

この場合、1㎥あたりの単価は375円となります。

※ ㎥ 立方平方メートルとは? ※
1㎥は1つの辺が1メートルの立方体の体積のことです。

プロパンガス料金は不透明?!

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自分が使ってしまったガス料金なんだからと請求されるままに支払ってていいのかな?

プロパンガス料金に透明性はあるのでしょうか。

料金設定が高い

プロパンガス料金は、都市ガスの料金よりも料金設定が高いことが多いのが現状です。

これは、地下の配管を通してガスを供給する都市ガスに比べ、プロパンガスはガスボンベの配達費や設備点検などの人件費や運送費などがかかるからです。

知らない間に値上げされている?!

原料の高騰などの影響により、プロパンガス会社によっては勝手に値上げされる時があります。

ガスの原料が高騰したとニュースがあっても、他人事のように実際にはあまり気にしない私です…(^_^;)

プロパンガスの透明化が実現!

プロパンガス,透明化

プロパンガスの設備費用費が、毎月のガス料金にプラスされていることを知らないで支払っている人も多いのではないでしょうか。

そんな不透明さを解決するために、2017年6月からプロパンガス料金の透明化が義務付けられたんです。

プロパンガスを導入している集合住宅は、賃貸契約時にプロパンガス料金の算定方法が分かるように明記しなければいけないんです。
プロパンガス会社はオーナーとの契約で、負担した設備費用をガス料金で回収している場合、そのことを入居者に説明して書面に記載するという決まりです。
「給湯器〇〇円」などのように…。
(参照:全国賃貸住宅新聞 https://www.zenchin.com/news/lp-3.php)

プロパンガス料金が高ければ別会社に変える

もし契約しているプロパンガス会社のガス料金が高ければ、別会社に変更することを検討しましょう。

一戸建ての場合は、ネット業者や携帯を変えるように簡単にプロパンガス会社を変えることができます。

アパートなどの賃貸住宅の場合、オーナーやガス会社に値引き交渉をしましょう。

プロパンガス会社は、自由価格なので交渉次第で値下げしてくれる場合もあります。

個人の意見では交渉しづらいので住人みんなで一丸となって、今よりも安いプロパンガス会社の見積もりを持って交渉に挑みましょう。

まとめ

プロパンガスの料金は、契約しているガス会社次第で変わってくるんですね。

知らないと損をしているかもしれないので、一度プロパンガス料金を見直してみてくださいね。