生後3ヶ月。今まで一気にミルクを飲んでいたのに、最近、途中で泣いたり遊んだりするようになった・・・
あやしたりオムツを変えると気分が変わるのかまた飲んでくれるのですが、どうも集中できていないようです。
それでも最終的には飲ませるのですが、やたら時間がかかって仕方ありません。毎回こうだと体がもちません。
赤ちゃんがミルクを飲んでる途中で泣いたり、体をそらしたり、舌で乳首をガードしたり、口の中で乳首をコロコロしたり、ニコニコしてるけど決して飲まなかったり・・・
これらはみなだいたい生後3ヶ月で現れる「遊び飲み」の症状です。この遊び飲みを改善してもっとごくごくミルクを飲んでもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
ミルクの遊び飲みを改善する3つの対策とは?
こういう場合は3つの対策が考えられます。以下、順番に紹介します。
1.赤ちゃんのペースで飲ませること
1つ目は対策といえるか微妙ですが、赤ちゃんに決して無理強いしないことです。
時間がかかってもいいから赤ちゃんのペースでゆっくり飲ませてあげましょう。お腹が空いていたら時間がかかっても必ず飲みます。
なぜかというと、生後3ヶ月くらいになると自分で成長するのに必要な量をコントロールできるようになるからです。
健康手帳の成長曲線にもあるように、3ヶ月頃から赤ちゃんの発育はゆるやかなものになっていきます。
それに合わせるように満腹中枢ができあがるので、赤ちゃんが「(成長するのに)これ以上のミルクはいらない!」と思ったら自然とミルクを飲まないようになります。
授乳中にママの乳房や手に触ったり、飲むのを中断してママの顔を見てニコッと笑ったり、周囲をキョロキョロ見回すなどの行動は、一見、一生懸命ミルクを飲んでいないように見えますが、自分で調節できている証拠なのです。
ということで、遊び飲みでなかなかミルクを飲まなくなったとしても気にせず決して無理強いしないでください。
また、このときにイライラしないことが大切です。イライラは赤ちゃんに伝わり、余計に飲まなくなるからです。どうせ数ヶ月のことなので気長に待つのが一番です。
2.周囲の音を消すこと
2つ目の対策は周囲の音を消すこと。これはすでに皆さんやっている方も多いのでは?
授乳時間はけっこうヒマなのでテレビなんかを音を少し小さくして見ながら授乳していることはありませんか?
なぜ周囲の音を消した方がいいかというと、3ヶ月くらいの赤ちゃんは周囲の環境に興味を持つようになるからです。
ミルクを飲んでいるときに耳からテレビの音が聞こえたら、そちらに気が向いて飲むのをやめてしまうこともあるでしょう。
ママにとっては少し退屈かもしれませんが、赤ちゃんとのコミュニケーションだと思って授乳に専念しましょう。
3.常に赤ちゃんに注意を向けること
3つ目の対策は常に赤ちゃんに注意を向けることです。これは意外にやってない人が多いかもしれません。実は私もNG行動をとっていてハッとされられました。
その理由ですが、赤ちゃんは常にかまってもらいたいと思っているので、授乳中にママがあらぬ方向をよそ見していると「もっと私に関心を寄せて!」と、飲むのをやめることでアピールしようとするからです。
私もミルクを与えているときにじっと赤ちゃんの顔を見ているとかえって赤ちゃんが気が散ると思って、あえて目線を外したり、よそ見していたことがありました。逆効果だったんですね。
ミルクを与えながら話しかけたり、顔や手を触ったり、常に赤ちゃんに気を向けているようにすれば赤ちゃんもきっと安心してミルクを飲めるようになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?赤ちゃんの遊び飲み対策として、(1)赤ちゃんのペースで飲ませること、(2)周囲の音を消す、(3)常に赤ちゃんに注意を向ける、の3つの方法を紹介しました。
遊び飲みをしだすとミルクがどんどん冷えちゃうから、正直、「早く飲んでよ!」と言いたくなりますが、イライラは禁物です。赤ちゃんの成長の証だと思って温かく見守りましょう。
1回がダメでも1日トータルで飲んでいればOKだし、1日がダメでも1週間トータルでOKなら大丈夫です。もっと大きな気持ちでいきましょう。
もちろん、毎回イヤイヤして飲まないというならお医者さんに相談した方がよいでしょうが、飲む時は飲んでいて、体重も減っていなければ大丈夫ですよ♪


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